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2023年01月05日
横浜商科大学
神奈川県鶴見警察署による特別講義を開催—被害者を減らすアイディアを提案—(1月5日更新)
【2023年1月5日更新】
神奈川県鶴見警察署による特別講義の内容がメディアで紹介されました。下記リンク一覧よりご確認ください。
▶【NHK首都圏ナビ】STOP詐欺被害!私たちはだまされない 若者世代からの注意喚起(2023年1月4日)
? ? ? ?(12月28日のNHK首都圏ナビでテレビ放送された内容です)
▶【カナロコ 神奈川新聞】神奈川県警の特殊詐欺摘発最多 30代以下が74%占める(12月28日)
▶【神奈川県 鶴見警察署 署長のメッセージ】鶴見警察×横浜商大防犯ディスカッション(12月27日)
▶【横浜市鶴見区特化型ポータルサイトこれつる~日日是つるみ~】「電話はLINEだけ」大学生目線で特殊詐欺対策 鶴見警察 横浜商科大と防犯ディスカッション(12月26日)
12月20日(火)に、神奈川県鶴見警察署職員の方々をゲストにお招きし、防犯に関する特別講義を開催しました。講義では、神奈川県鶴見警察署 片山真署長より「特殊詐欺」や「子供?女性に対する犯罪」の現状や事例について学びました。それぞれのテーマに対し「被害者を減らす」ことを目的に学生たちはグループディスカッションを実施し、アイディアを提案。警察署職員の方々へ発表をしました。
学生たちのアイディアを紹介
【特殊詐欺の被害を減らすために商大生ができること】 ●詐欺事例より固定電話における被害が多いことが共通点となっているので、LINEでつながっている人としか連絡をとってはいけないとアナウンスをする。 ●大学生ができることは、大学に高齢者を招いてディスカッションをする機会を作る。 ●録音やナンバー?ディスプレイなど防犯機能のついた電話に買い替えるように高齢者へ促す。 ●家族しか知らない合言葉を作る。 ●ATMでメモを持ち携帯電話で話しながら振込をしようとしている人へ、勇気をもって声をかけてあげる。
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【子供?女性を守るために商大生ができること】 ●子供への犯罪を未然に防ぐという点で、商大生が地域の小学校の下校時間に合わせてパトロールをする。 ●子供たちが助けを求めやすい地域環境を作ることが大切。 ●被害にあってしまった際に、周囲の人が助けれる仕組みを整える。例えば、スマホのアプリを通して助けを求めている人と周囲にいる人を繋ぐシステムや、ナースコールのように警察へ即通報できるようなシステムがあると良い。 ●不審者に出会ってしまったときの対応方法や、自分の身を守れる合気道などを学ぶ。 ●護身用グッズを大学で配る。
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【グループディスカッションや発表の様子】
犯罪を自分事として捉え、被害者あるいは当事者にならないようにする
オレオレ詐欺や還付金詐欺といった特殊詐欺による被害は全国的にも増加。おじいちゃん、おばあちゃんの世代にあたる60~80代の高齢者が被害者層となっています。また、子供?女性に対する犯罪は、学生たちの年齢にあたる10~20代の若者層が60%を占めています。
特別講義の締めくくりに、神奈川県鶴見警察署 生活安全課長 沼上一浩様より防犯に関する講話を伺いました。自分や自分の大切な家族が被害に合わないようにするために、また当事者にならないために、学生たちにできることを改めて学びました。講義を通して、犯罪について深く考える機会にすることができました。
【関連リンク】
■神奈川県鶴見警察署ホームページ(詳細はこちら)
- 問い合わせ先
- 横浜商科大学 アドミッション?広報部
〒230-8577 神奈川県横浜市鶴見区東寺尾4-11-1 電話045-583-9043(直)
- 発信部署
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